いきなりですが、皆さんはお酒を嗜むほうでしょうか?
私 shake は、けっこう好きなクチです。気の置けない友人と盛り上がってしまうと、ついつい飲み過ぎてしまいます…笑
今回は「旨い酒」について、考えてみます。
「本当に、旨い酒」
さて、そんな私には一番旨いと思うお酒があります。
うーん、やっぱりビール?それともワイン?はたまた日本酒??はい、確かにどれも美味しいんですが、ちょっと違います。
私が一番旨いと思うお酒は、
「本気で何かに取り組み、全力を振り絞った後に、打ち上げで飲む酒」
です。
「高い目標に挑戦して成功したときに得られる達成感」を目的に何かに取り組む人は居ますが、私は「“高い目標に挑戦して成功したときに得られる達成感”、を感じながら飲むビール」が、目的。達成感はビールを美味しくさせるための手段。
最近、ビールは飲んでいますが、「本当に旨いビール」は飲んでいない。
スティーブ・ジョブズは「もし今日が人生最後の日だったとしたら、今日やる予定のことをしたいと思うだろうか。『違う』という答えが何日も続くようなら、何かを変える必要がある」と説いていますが、私の場合は 「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日飲むビールは本当に旨いと言えるだろうか。『違う』という答えが何日も続くようなら、何かを変える必要がある」なわけです。
みうらじゅんは「人生なんて死ぬまでの暇つぶし」と言っていますが、私にとっては「人生なんてビールのツマミ」なのです。
最近、ビールは飲んでいますが、「本当に旨いビール」は飲んでいない。
…どうやら、何かを変える必要があるようです。
「変化」を楽しみ、「進化」に変える
元マッキンゼーの大前研一氏は、自分を変えるためには「時間配分」「住む場所」「付き合う人」の3つのことを変えることが有効であると説いています。
決意の無駄打ちをしないで、自分を変えるにはどうしたらいいか。私が昔から使っている簡単な方法が3つある。時間配分を変えること。住む場所を変えること。そして付き合う人を変えることである。
もちろん具体的にはこの3つ以外でも自らが変わるきっかけになるものはあるでしょう。
それらをまとめて一言でいうならば、「環境」です。
環境の変化は基本的に怖いものです。必ず「変化に適応できないかもしれない」というリスクを伴い、それが完全に払拭されることはありません。ですから、二の足を踏んでしまい次の一歩がなかなか踏み出せないというのは仕方のないことだと思います。
でも、変化になんとか食らいついていけたなら、それは「進化」です。
ダーウィンの進化論が示すように、生物として最強の能力は「環境の変化に適応できること」であり、その原理は人間にも等しく適用されています。したがって、あなたが今ここに存在するということは、既に数十億年の環境変化に対応し、自然淘汰の戦いに打ち勝ってきたということです。
それなのに、たかだか人生数十年程度の変化を恐れてどうする。
変化に挑戦し、それを克服して進化をし続けることは、我々が持つ生物としての本能に違いありません。変化をくぐり抜けたその先には、多少の変化をものともしない、新たな強さを身につけたあなたが待っているはず。思い切って変化に飛び込めば、きっと新しい景色が見えてくるのではないでしょうか。
…と、いうことで。
私は仕事を変えることにしました。もちろん怖さも感じますし、努力も一層必要になると思いますが、数年後、さらに進化した自分に会えることを楽しみに頑張りたいと思います。
さて、あなたも「本当に旨い酒」、一緒に飲みに行きませんか?
今回のまとめ
- 「本当に旨い酒」は、「本気で何かに取り組み、全力を振り絞った後に、打ち上げで飲む酒」。
- 安定はしていても、代わり映えのしない、ハリの足りない日々を過ごしているなと感じたら、思い切って環境を変えてみるのがいい。最初は怖くても、一年もすればすっかり慣れちゃうよ。
- 「変化に対応できること」が生物の最強の能力。それは人間でも例外ではない。自らの意思で変化に飛び込み、自分を進化させ続けよう。
ではでは今回はこの辺で。
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